2008年3月 2日

ホシザヨリ

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標準和名:ホシザヨリ
学名:Hemiramphus far (Forsskål,1775 )
属:ダツ目サヨリ科ホシサヨリ属
宮崎地方名:?

特徴など:
せっかく釣れた魚なので色々と調べたが、基本的にWEB上に情報が少ない=あまり釣れないのか気にされてない魚なのかのいずれかだろう。

しかし、「ホシザヨリ」は私自身は釣暦7年目にして初めて釣った魚であることに間違いはない。私的に大変めずらしい。

50Cmにもなるサヨリが存在することがびっくりなのだ。

WEBさかな図鑑の特徴記載を引用させてもらうと
「体側に4~9個の暗色斑があり、体は側偏し、体高は高い。最大で全長50cmを超える大型になり、肉量も多くて食べやすく美味しい。しかしその味はサヨリには、やや劣る。」

という魚で分布は「伊豆半島以南。インド・西太平洋の熱帯・温帯域、地中海東部。沿岸の表層にすむ。」と言う。いろいろと見たが南方系の魚である。沖縄・奄美などでは時々見られる魚らしい。

サヨリなんだからという事で持ち帰ったが、「食べやすく美味しい」という記載に胸をなでおろした。一応3枚におろして冷蔵庫で眠っているが、その内臓のグロテスクな事にびっくりした。
内臓が黒い幕に覆われているのだがこれ自体がちょっと不気味。そしてその幕と中骨の間に浮き袋がある。海の魚で浮き袋が目立つ魚も少ないと思われるが、その浮き袋の構造が不気味で中に気泡がぎっしりと詰まっていて見た目に気持ち悪い。
さらに内臓の膜の外側は緑色に見える。なんとも・・・

身は驚くほどの白身だ。トビウオとかボラなどの薄いピンクを想像していたが、真っ白と言う感じ。これは過去に経験した事がある魚としてはアカヤガラが近いかも。って言ってもアカヤガラもマイナーだからなぁ

メジナ狙いのフカセ釣りでの獲物だったんだけどウキがスッーと沈み、合わせると外れるので糸を張って待っていると手元にビクッ。
タモを使わないと上げられないほどの大きさで、長いのでタモ入れにも苦労。
とにかくコツを得て4匹は釣ったが食べられる魚なのかも不明なのでそれ以上はやめて昼食にした。(粘ればあと数匹はゲットできただろう)

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