クラカケトラギス

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標準和名:クラカケトラギス
学名:Parapercis sexfasciata (Temminck and Schlegel,1843 )
属:スズキ目トラギス科トラギス属
宮崎地方名:?

撮影者:Umizaru
撮影場所:門川町
撮影日:2007年6月
写真の魚のサイズ:20Cm

特徴など:
新潟県・千葉県以南で珊瑚礁海域をのぞく日本各地。朝鮮半島南部、台湾、ジャワ島南部。浅海から大陸棚砂泥底にまですむ。20Cm程度。
100mほどの深さから、キス釣りの外道として浅場でも釣れるよう。

名の由来は馬具の鞍掛けの模様に暗黒部分が似ているからだそうだ。

オキトラギス

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標準和名:オキトラギス
学名:Parapercis multifasciata Döderlein,1884
属:スズキ目トラギス科トラギス属
宮崎地方名:?

特徴など:
オキトラギスの名の通り、沖の30m~ぐらいから深い場所(200mぐらい)に生息するようだ。
トラギスよりは可愛いかな?
サイズは20Cm弱。

写真の魚は沖の船サビキ釣りの底にキス天秤を着ける、釣れない時の必殺技で釣れた。底魚・根魚が釣れる確立が高い仕掛なので、この魚も普段は底にべったりとしているんだろう。

意外と美味しいと言う評価もあるそうだが、大量に釣れたら練ものの材料となる魚のよう。

写真の通り、体に9本の赤褐色横帯がある。また眼の後ろに2本の黄色横帯と、尾鰭基底に1黒色斑がある。

トラギス

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標準和名:トラギス
学名:Parapercis pulchella (Temminck and Schlegel,1843 )
属:スズキ目トラギス科トラギス属
宮崎地方名:?

特徴など:
キス釣りの際の外道として釣れるよう。顔の周りのブルーの模様から写真の魚がトラギスであることは明確だが、クラカケトラギスという魚のほうが生息数が多いとも聞いた。
10~20mの深場の砂地ベースにて障害物があるようなポイントで生息しているよう。
別名でトラハゼとも呼ばれるよう。

体は円筒形で20C弱ぐらいで成魚。上品な白身で美味しいようだが、数が上がらす市場での取引はほとんどないようだ。