2008年3月 9日

ハマフエフキ

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標準和名:ハマフエフキ
学名:Lethrinus nebulosus (Forsskål,1775 )
属:スズキ目フエフキダイ科フエフキダイ属
宮崎地方名:クチビ

宮崎ではシブダイ※標準和名フエダイ釣りの外道としてよく見かける魚で、持ち帰り対象魚ではある。なにせ引きが強くて、大きくもなるので釣れたら嬉しいけど、食味はいまいちなようだ。でもシブダイと比べて美味しくないという程度で、似たり焼いたりしたら充分食べられる魚。

宮崎では地方名として、「クチビ」とか「クチミ」と言われる。口の中が赤いからだが、フエフキダイの仲間には口の中が赤いものが数種あるようだ。
また、単純にフエフキと呼ばれる事も多い。しかし標準和名「フエフキダイ」は別魚であり、一般的によく釣れるのは、この「ハマフエフキ」である。その名の通りに吻の形状が口笛を吹くような尖った姿が名の由来だろう。フエフキダイはさほど大きくならないの対し、このハマフエフキは1mを超えるものもいるという。

夜間にはかなり浅瀬に寄ってくるので、大型が岸から釣れる魚として喜ばれる。
フエフキダイの仲間は南方に多いが、この魚は割りと北の方まで(関東域)釣れるらしい。でも南に行くほど釣れる確立も高いだろう。

写真の魚が約30Cm程度。30Cmともなると、釣っても引きが面白くて大きな魚が釣れたという気持ちにもなるが、この魚の場合はまだ若魚だろう。

フエフキダイの種類で、よく見かけるのはこの魚の他に「イトフエフキ」という種もあるが、磯釣りでの外道種で、あまり大きくならない。

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