2008年3月 3日

マハタ

000226mahata.jpg
標準和名:マハタ
学名:Epinephelus septemfasciatus (Thunberg,1793 )
属:スズキ目ハタ科マハタ属
宮崎地方名:大型はアラ・小型はヌメリコ

特徴など:
ある休みの日に暇を持て余して「釣りビジョン」を見ていると、時々とんでもない映像があり頭にこびりついて離れなくなる。

最近はこの魚「マハタ」なんだけど、写真のようなお子ちゃまではなく愛称「カンナギ」と呼ばれる1m~2mもある巨魚である。(写真の魚は35Cm程度)

「釣りビジョン」ではカンパチの生餌釣りで、かなりの大型カンパチを釣り上げた後に、潮がいいから「カンナギ」狙いましょうか?って事で、水深300mもある深場に移動し釣っていた。場所はきちんと聞いてなかったがトカラ列島である。テレビの撮影で、狙ってもなかなか難しい魚なので釣れた事に興奮されていた。動画が残せたことにも興奮されていた。
釣れた「カンナギ」は体長が人の大きさほどあり(推定150~160)、重量は100Kg弱。

とにかくでかい!

釣りって大物が上がるシーンは楽しいもんだ。自分で釣っても人が釣れたものでもだ。

マハタはスズキ目ハタ科の魚である。「マ」がつく魚はその科の代表種のようなイメージもある。マダイ・マアジ・マイワシなど。でもこれらの魚名がどのように定義されたのか定かではない。でもとにかくハタ科の代表だとかってに思っている。

しかしこの魚、さほどメジャではない。市場に並ぶほど漁獲量があるわけでもない。釣り人もそんなに狙って釣らない。私の感覚では陸からは釣れない。小型でも水深20~30m以上の岩礁地帯であり、成魚ともなると相当の深場になる(200m以上)

だけど、かっこいい魚だ・・・と思う。写真の姿、惚れ惚れしない?
子供でも迫力がある。ハタ科の魚って、総じてこのような鰭がビシッと迫力ある姿なんだけど、時々これもハタ科?っていう魚もある。(これは次回紹介したい)

マハタモドキという魚もいる。大型の「カンナギ」サイズでは見分けられてるようだが、尾鰭の淵が白いか否かで見分けるようだ。しかしマハタモドキの小型っていうのがなかなか居ないらしい。
まだ研究が進んでない魚なんだそうだ。実はマハタモドキもマハタも同じ種なのかも知れない。

この魚、釣れてしばらくすると体表が異様に粘りだす。料理もしっかり塩もみしないと大変だろう。そんな食味は、小型の場合淡白な白身という感じだ。まずくはないが旨味もいまいちという感じ。
大きいのは美味いんだろうな。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.fishing-forum.org/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/536

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)