アカグツ

akagutu1.jpg
標準和名:アカグツ
学名:Halieutaea stellata (Vahl,1797 )
属:アンコウ目アカグツ科アカグツ属
宮崎地方名:?

撮影者:Umizaru
撮影場所:門川町
撮影日:2007年7月
写真の魚のサイズ:26.5Cm

特徴など:
35Cmになる。岩手県~鹿児島県・東シナ海~南シナ海・インド洋に分布。
水深60m以深の黒潮流域に多いそうだ。画像の通りアンコウに近い仲間だ。

体中にに鋭く硬い棘が無数に生えていて、これを剥ぐのが大変である事と、見た目ほどに身が取れず食べられる部分がわずかで、一般的には食用にはしないらしい。だけどフグのような食感で美味しいらしい。

「アカグツ」の「クツ」はヒキガエルを意味するそうで、いくつかの写真を見てみると、腹部から出ている胸鰭になるのだろうか、とにかく足のような突起がヒキガエルの足を想像させるが、恐らくそれが名の由来だろう。つまり「アカグツ」は赤いヒキガエルのような魚ということだ。