2008年3月25日

サワラ

sawara.jpg
標準和名:サワラ
学名:Scomberomorus niphonius (Cuvier,1831 )
属:スズキ目サバ科サワラ属
宮崎地方名:?

特徴など:
サゴシと言うほうが馴染みがある魚だが、Wikipediaの紹介ではサゴシ(サゴチとも・40-50cm)、ナギ(50-60cm)、サワラ(60cm以上)と呼び名が変わる出世魚でもあるとのことだ。大きくて1mを超す。
写真の魚はナギ(サイズ)ということになるが、宮崎ではサゴシ・サワラの呼び名が普通だろう。

初めて見たのは船サビキ釣りで落とす途中で喰らいついてきたもの。その後、宮崎港の防波堤で釣れる噂を聞いて、狙って2匹60Cm程度のものが釣れたことがある。群れで動く魚で、時には餌を求めて河口まで来たり、近場の沖で大型が釣れるときもある。
有名なのは瀬戸内海で、内湾に生息する傾向の魚かも知れない。
そんなサワラが宮崎で入食いだった1999年はちょっと特殊な年だとも聞いていた。

沖のアジ狙いの船サビキ釣りでは仕掛をもつらし、時には鋭い歯で引きちぎってしまうのでちょっと嫌われぎみ。
防波堤でこの魚を釣り上げるとヒーローだ。仕掛は大型ウキにワイヤーハリス・餌はキビナゴ。磯4号竿でもかなり強烈な引き込みで楽しませてくれる。また喰い渋りなどまったくなく、餌が目元にあれば喰らいついてくるようで獰猛。

パサッとした身は同類のサバと近い食感だが、尾に近いほど美味しいようだ。私は焼いて食べたことしかないが新鮮ならば刺身でもよし。また味噌漬けが美味しいそうだ。魚偏に春と書いて「鰆」※サワラと言うことで、春の魚だと思われがち。水揚げがもっともあるのが春なのかもしれないが旬は冬だとも聞く。

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